グレンフィディック18年エンシェントリザーブ　旧ボトル 2015年に終売となった、グレンフィディック18年エンシェントリザーブの旧ボトルです。 その後、2016年に後継品として、18年スモールバッチリザーブが発売され今日に至っています。 早速の風味です。 ブラックチェリーやレーズン、ドライオレンジのような甘い香りとオーキーでスモーキー。 味は、ブドウやイチジク、プラム、クッキー、メープルなどの甘味。ウッディで程よいスモーキーさも現れ、リッチでフルーティーな甘みとスモーキーな長い余韻。 基本的には後継品のスモールバッチとほぼ同じ構成ですが、他のウイスキーの例に漏れず、スモールバッチは味が落ちたように感じます（個人の味覚差もありますが）。 特に完熟フルーツのような深みある甘さが軽くなり、リッチなフィニッシュが短くなったりなど・・・と、思っていたところ、よくよく見てみると、ん！？という箇所がありました。 自分が飲んだのは変更前の旧ボトルなので（今回の出品も旧ボトルです）、味が違って当然でした。 なぜなら、新旧ボトル変更タイミングで750ml→700mlはいいとしても、43％→40％とアルコール度数が変更されていたからです（これを書くまではアルコール度数が変わったことに全く気付きませんでした。新ボトルを飲めば気付いたかもしれませんが、まだ飲んでいなかったので。そうすると新ボトルとスモールバッチの味は似ているんでしょうか？） まあ、アルコール度数の変わらないラベル変更ですら、原酒も何かしらの変更があるので、良質の原酒不足の現状では、質が上がるどころか維持することすら期待できないのかもしれません。 グレンフィディックは、頻繁にラベル変更や新しい商品を発売するので追うのが大変ですが、それらの変化を追っていくのもウイスキーの楽しみだと思っています。 終売から7年、旧ラベルと言うことを考えると軽く10年以上が経過しているだけに、なかなか手に入り難くなった、グレンフィディック18年エンシェントリザーブ　旧ボトルをこの機会にいかがでしょうか。 未開封・箱あり・750ml・43％ 蓋部分に少し錆があるのと、ラベルが少し切れています。画像で確認をお願いします。 諸般の事情により急に削除する可能性がありますのでご了承ください。